愛知ひとまち歯科医院ブログ｜津島市の歯医者

3月中旬、当院が日頃よりお世話になっているメーカーのモリタ名古屋支店とディーラーのデントオール社のお力添えにより、東京有明のモリタ本部に新規機器導入にあたっての打ち合わせを行ってまいりました。

2年前に私が講演をした場所でもあるのですが、その際は演者ということもあり慌ただしいものでした。今回は担当者の方に温かいおもてなしを頂きました。そして、患者の皆様へより痛くなく優しい診療に貢献できる機器について比較検討して参りました。また、当院に導入している診療用チェアでありますソアリック、その後に展開された廉価版のソアリックSについても説明を受けてまいり、ソアリックの先進性、充実性を改めて認識しました。

注目すべきは給水管路クリーンシステムという、診療用チェア自身が使用する水をきれいに保つ構造がソアリックには標準装備されております。また極力機器に直接手を触れずにに操作を可能にするフットペダルなど、ソアリックの機能を最大限駆使して、患者の皆様へ心のこもった診療を目指してまいります。

3月休診日を利用して、母校であります東京医科歯科大学に研修に行ってまいりました。東京医科歯科大学は御茶ノ水駅直結の歯学部附属病院と医学部附属病院、神田川を挟んで、生体材料工学研究所と難治疾患研究所で構成されています。

かつて私も東京医科歯科大学に１０年以上もおりました故、患者の皆様への診療すなわち臨床、そして研究・教育と毎晩日付を越えて遅くまで勤めていたことが懐かしく思われます。その歯学部附属病院には１日２０００人ほど来院され治療用チェアは約３００台と日本最大の歯科医療機関と言われており、微力ながら３階にあります義歯外来において診療に従事しておりました。幸いにも私は恩師である早川巖名誉教授が開発しました診療姿勢を重視したモリタ社製の治療用チェアを使用しておりました。上記経緯、またディーラーのデントオール社によって、当院は治療用チェア、デジタルレントゲンをはじめとした機器類はモリタ社製で取り揃え、歯学部附属病院に従事していた際と遜色ない診療を目指すに至りました。

今回、生体材料工学研究所においてはバイオマテリアルの専門家である同期とこれからの歯科のtrend、ロンドンでのIADR(国際歯科研究学会)について議論し、また医学部附属病院においては呼吸器内科教授の恩師に歯科と季節のかわり目故の花粉症や喘息の関連性についての指導もうけてまいりました。

当院では、歯学部附属病院とは異なり小さい規模ではありますが、連携医院としてデントオール社サポートのもと地域の皆様へより良い診療を目指してまいります。

２月１７日土曜日、皆様にはご迷惑をおかけいたしましたが、東京医科歯科大学愛知県歯科同窓会に出席してまいりました。

講演会においては「補綴の近未来」と題し、大学水準の最先端のmaterial・workflowについて学ぶことができました。この講演を糧に、日々の診療に役立てることができればと願っております。

本同窓会では愛知県で活躍する東京医科歯科大学同窓生が一堂に会し、東海中学高校・東京医科歯科大学と私にとっての全てにおいての先輩、まもなく近隣で開業される先輩、また大学６年間を共にした同期をはじめ、多くの諸先輩方から指導を受けてまいりました。

日進月歩の歯科界、日々研鑽してまいります。